よりよい治療のために

最適な治療法は一人ひとり違う
~さまざまな花粉症の治療~

主な花粉症治療には「薬物療法」「手術療法」「アレルゲン免疫療法」が挙げられます。薬物治療1つをとっても治療薬はこれまでに数多く開発されており、最適な治療法を見つけるためには、ご自分の症状を正確に理解し、医師と相談することが大切です。

医師による診断

治療薬はタイプと
レベルに応じて処方される

薬物治療でどの薬を用いるかは、医師が花粉症の病型(病気のタイプ)と重症度(病気の重さのレベル)をふまえて選択します。そのため問診では、症状の種類や強さについて詳しくたずねられることが多いです。どんな症状があるのか、どのくらいのつらさを感じているか、何を改善したいのか、事前にご自身の症状を把握し、希望をクリアにしておくといいでしょう。重症度が高まるにともない、複数の治療薬を組み合わせて処方されます。

主な治療の種類

薬物

飲み薬

飲み薬の種類によって治療の目的となる症状は異なります。くしゃみ・鼻水の治療への使用や、鼻づまりが強い「鼻閉型」の病型に使用されたり、初期療法にも用いられます。またアレルゲン免疫療法*として、舌の下に投与する治療薬が用いられる場合もあります。

点鼻薬

くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状が強い患者さんには、鼻噴霧用ステロイド薬が使用されます。単独での使用だけでなく飲み薬と併せた使い方もあり、その組み合わせは症状に応じて変わります。

目薬 (点眼薬)

眼の症状に対しては、主に目薬(点眼薬)が処方されます。抗ヒスタミン作用のある成分を含む点眼薬や、ステロイドを含む点眼薬がありますが、ステロイドを含む点眼薬は症状が重いときのみ一時的に使用するのが一般的です。

注射

通常の治療を行っても症状が重い方に使用する薬剤やアレルゲン免疫療法があります。

出典:鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン通年性鼻炎と花粉症 2020年版(改訂第9版), p71, 2020

手術

通常の治療を行っても症状の重い方などに施されます。現在ではいくつかの手術を受けることができます。それぞれの手術の特徴を把握したうえで、症状に合った適切なものを医師と相談して決めます。

出典:鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン通年性鼻炎と花粉症 2020年版(改訂第9版), p66, 2020

※...アレルゲン免疫療法とは

花粉症の原因となっているアレルゲン(抗原)エキスを、舌の下や注射による投与により体の中に少量ずつ取り入れることで、逆にアレルゲンへの反応を弱めていく治療法です。3年以上の長期間にわたって治療を受けると有効性の持続が期待できます。なお、対象となる花粉の種類は、現時点ではスギ花粉のみです。

出典:鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン通年性鼻炎と花粉症 2020年版(改訂第9版), p58, 2020

花粉症@LINEヘルスケア アカウント

LINEで直接「医師相談」ができます!重症花粉症の情報をお知らせします!LINE公式アカウントをフォローする